糖尿病 改善のポイント

 
            5年前に、何気なく受けた健康診断で
         糖尿病の疑いがあるというので、病院に行った義父
       検査の結果、HbA1c8.2 と恐ろしい数値がでていました。
 

<HbA1c、グリコヘモグロビン>
HbA1cとはブドウ糖と結びついたヘモグロビン(血色素)で、現時点より過去1~1.5ヶ月間の平均血糖値を反映しているため、患者さんの生活や症状を把握するために糖尿病の治療コントロールの良否にはかかせない検査です。
HbA1cは血糖と違い、食事の影響を受けないため食前・食後を問わずいつでも検査ができます。したがって、糖尿病の患者さんは常日頃から摂生していないと検査の前だけ食事を控えてもこの検査をすれば日頃の不摂生がバレてしまいます。正常値は4.4~5.8%です。
HbA1cを常に6.5以下にきちんとコントロールできていると、網膜症・動脈硬化・腎症・末梢神経障害といった糖尿病による合併症をかなり防ぐことができます。6.5%が糖尿病治療の第一目標です。第一目標が達成できたら、さらに基準値(5.8%以下)に下げましょう。
 
 
         その時から、義父の涙ぐましい努力がはじまりました。
                  病院に10日間入院して
         食事と運動と生活全般についての指導をうけました。
                それに従って退院してからは、
           一日のカロリー摂取量が21単位 1680kcal
                毎日4000歩以上歩くこと 
             甘いもの大好きでしたが、それもだめ・・・・・
    腎障害、とくに透析は絶対したくないという一念でがんばっていました。
 
 
                      私といえば、
    骨髄異形成症候群の義母を中心にした食事メニューにしていたので、
           さらに、カロリーを考えた食事を作るのが 
         ガーン と両肩に乗っかって来て・・・ 
 
 
       白米は食べるとすぐに糖にかわるので、それを避けるため
        白米プラス発芽させた雑穀を食べるようにしたのですが、
         値段が高いので続けるのが難しいこともありました。
            
                     ある日、
        発芽玄米と黒米にコンビを組ませたらどうなるだろう?
                 と、突然思い立ちました。
 
         いろいろ試行錯誤をくりかえし、たどりついたのが
           
                                      これ イメージ 1
 
 
 
白米 4カップ
発芽玄米 半カップ
       黒米 半カップ
 
 
 
 
 
 
 
 
  
イメージ 2
         白米を先に研ぎます
  そこに発芽玄米と黒米をいれ
 さっとすすぎます。(玄米と黒米は、       すすぐだけです)
   水は、米たち5カップに対し
   7カップ目盛りでみれば~ 
  目盛りがもう ない
 
  約1時間水に浸しておき、
    スイッチを入れる時
  塩 小さじ1を入れて混ぜます。
 
                
                炊くのは、早炊きで充分です
イメージ 3
 
                主食のごはんを変えただけで、
           血糖値は 156ぐらいから下がらなかったのが
            今は、90~98 ぐらいで安定していますし
               HbA1c5,2がつづいています。
 
        おそるべし  発芽玄米と黒米のコンビ
 
 
 
         もちろん、義父の運動の習慣はつづいていますし、
      カロリー制限はやめていますけど、高麗人参やシモン芋など、
              義母と一緒にたべています