台所漢方 - さつまいも
さつまいも
さつまいもをふかして食べると
胃腸が丈夫になり、
益腎、つまり人がもともと持っている生命力を養う働きをします。
また気力がなえてやる気のない時、
ストレスで食欲不振の時、便秘の時に効果があります。
芋類の中では最もビタミンが多く、
ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンAのもとであるカロチンも多く含まれています。
柔らかい茎には、
解毒作用があり、外用として、腫れものに用いられます。
煮たものを常食すると、黄疸に効果があります
さつまいもの粉をハチミツで練って食べると
出血性の下痢に効果があります。
日本でさつまいもが
注目を集めたのは江戸時代、
将軍吉宗のころ
中国、四国地方で大飢饉があり、 17万人もの人が死亡しました。
が、
さつまいもを栽培していた地方では、 亡くなる人が
少なかったからです。
今日は、ふかしたさつまいもと、
セロリ・キャベツのサラダと、小さなクロ(メジナ)の天ぷらです。
さつまいも
食物繊維は ジャガイモ の2倍
ビタミンCは 夏ミカン 並です